トワイライト 大禍刻 (リュウコミックス)
魔夜氏は、クトゥルー神話を独自の解釈を設け
ペテルギウスの旧神たちによって撃退されたクトゥルーの神々は、地球に逃げ延び、再び旧神に挑むために力を蓄えていたが
それを察知した旧神最強の戦士が地球に降臨し、クトゥルーの神々を辺土の底に封じたとしています。
この旧神最強の戦士は地球降臨後には、天帝、即ち神となり、天使や人間たちの支配者となった。
この設定は、魔夜氏のアスタロトシリーズやパタリロシリーズなどで、しばしば取り上げられますが
この作品にも用いられています。
主人公・朝野昼馬は私立・帝王高校に通う少年だが、怪異を見破り滅ぼす邪眼と呼ばれる力を持っている。
彼の高校の理事長・玄田鉄舟は、資産一兆円の超お金持ちで、朝野に学費などを支援するパトロンである。
そんな玄田のもとに日本政府が国の危機と支援を求めてきた。
だが、それは国際的な詐欺グループだった。しかも朝野はその背後に信じがたい怪異の存在を邪眼で見破る。
朝野の力の秘密も含め、この物語で邪神と朝野の戦いが続きます。
作品の展開として、少々、強引すぎるところもありますが
ま、クトゥルー神話を出せばどんな強引な手法も通りますね
S.Y.K ~新説西遊記~ ポータブル(限定版:ドラマCD、ストラップ&チャームセット同梱)
楽しいです(^-^)
従者のボケに心の中で突っ込む玄装様が笑えます。
敵も憎めないキャラで好きです。ちびキャラSDも可愛いです。
個別ルートに入るとシリアスになってそれぞれの心の内が見えて来ます。前世とのつながり天界、地上界、冥界の争い…。
泣けます。
天界の皆様が色々と
ブラックですが(笑)
システムもいいし、サクサク進めてお勧めです(^-^)
水滸伝の世界 (ちくま文庫)
「水滸伝人物事典」「水滸伝と日本人」など、国内の水滸伝研究本を数多く手がけた高島俊男氏による本書。全17章から成り、それぞれが独立したテーマを扱っています。その一部をここでピックアップ・・・腕力も智謀もなく、さらに人間的な魅力もさしてない男が梁山泊108星の頂点に君臨しているのは何故なのか?「総大将宋江」、魯智深・武松・林冲、人物ごとに緻密に描き分けられた殺人のスタイル「人の殺しかたについて」、栄達を捨て、梁山泊を離れたメンバー達が追い求めた究極の自由とは?「李俊のばあい」、類稀なる美貌と強さを与えられつつ、精彩を欠くキャラクターに下降していく扈三娘の悲哀「女傑たち」、なぜ水滸伝の豪傑達はかくもあっさりとカニバリズムにはしるのか?「人を食った話」??小説としての完成度は全文中最高、しかし妙に浮いた感じのある武十回の謎を探る「武松の十回」、120回あった水滸伝を70回にカットした男・金聖嘆とは何者か?「水滸伝をチョン切った男」、九紋竜・花和尚・青面獣・・・108星の豪傑達の仇名の由来を分析する「豪傑たちのアダ名」などなど。水滸伝はもとより歴史的な根拠もない純然たる大衆文学ですが、それでも数百年を経て今なおこうした研究、熱い議論が交わされ続けるのはその面白さの奥に隠された謎、底知れぬ魅力があるからだ。古典・水滸伝を愛する全ての方々へ一読をおすすめします。
西遊記 DVD-BOX 1
子供のころに、家族と観て皆で大笑いしていました。時々ぐっとくる内容もあり、笑いと涙と感動の名作だと思います。私の中では、西遊記といえば、堺正章さんのものしかありません。この出演者達の強烈なキャラクターに、太刀打ちできる西遊記はないでしょー。音楽も最高でした(いまでもサビの部分を覚えているくらいです)。是非、DVD化していただき、今度は自分の家族とじっくり観たいです。台詞もアドリブが多かったみたいですし、そのあたりも大人となった今、ぜひとも堪能したいところです。一刻も早いDVD化を、切に願います!